頭皮がかゆい40代50代へ 乾燥の原因と改善方法

こんにちは
美容師歴20年以上
一席のみの美容室開店準備中
小宅美母です
40代・50代になってから、
「最近、頭皮がかゆい」「乾燥してフケが増えた気がする」
そんなお悩みを抱える女性がとても増えています。
実はこの変化は季節だけではなく、年齢による頭皮環境の変化が大きく関係しています
さらに白髪染めの頻度も増える時期のため、気づかないうちに頭皮ダメージが蓄積しやすくなります
LittleHomeHairSalon(リトルホームヘアサロン)では、
大人女性の頭皮悩みに合わせた“刺激を最小限にする施術と必要なケアの提案”を大切にしています
今回のブログでは、40〜50代の頭皮がかゆくなる原因と、自宅でできるおすすめのケア方法をお伝えしたいと思います
頭皮がかゆい・乾燥する40代50代が増えている理由
40〜50代になると、肌と同じように頭皮もエイジングし、水分保持力が低下します
乾燥した頭皮は刺激に弱くなり、刺激の強いシャンプーやドライヤーの熱でもかゆみが出やすくなります
白髪染めの頻度が増える時期でもあるため、頭皮ダメージが蓄積しやすいのも大きな理由です お顔の“乾燥肌”と同じく、頭皮も年齢とともに敏感になっていきます
頭皮がかゆくなる主な原因
① 皮脂量の低下による乾燥
40代以降は、皮脂分泌が20代の半分以下になることも珍しくありません
皮脂が不足すると、頭皮は外部刺激から守られず、乾燥フケ・かゆみの悪化が起こりやすくなります
② 更年期によるホルモンバランスの乱れ
エストロゲンの減少により
- バリア機能の低下
- 乾燥しやすさ
- 自律神経の乱れ(かゆみ感覚に影響)
が起こります

突然かゆみが強くなる方は、更年期の影響が重なっているケースが多いです
③ 洗浄力の強いシャンプーを使っている
市販の“スッキリ系”“高洗浄力”のシャンプーは、40〜50代の頭皮には刺激が強すぎる場合があります
本来必要な皮脂まで落としてしまい「乾燥 → かゆみ → フケ」の悪循環に
④ 間違ったドライヤー習慣
- ドライヤーを近づけすぎる
- 長時間同じ場所に当てる
- 濡れたまま放置して寝る
- 低価格帯のドライヤーを使用している
これらは頭皮の乾燥・雑菌繁殖の原因になります
⑤ 白髪染め・カラー剤の蓄積ダメージ
白髪染めの頻度が増える40〜50代は、薬剤の影響を受けやすくなる時期です
刺激により頭皮が乾燥しやすく、敏感肌になる方も多いです
放置するとどうなる?悪化リスク
かゆみをそのままにすると…
- フケが増える
- 赤みやかぶれ
- 頭皮の硬化
- 根元のボリューム低下
- 髪が細くなる
頭皮の乾燥は、髪のハリ・コシの低下につながります 早めのケアがとても大切です
自宅でできるおすすめの頭皮ケア方法
① シャンプー選びは“低刺激 × 保湿重視”が正解
おすすめ成分は…
- アミノ酸系
- ベタイン系
- シルク系
「洗いながら保湿できる」タイプを選びましょう
② 正しいシャンプーのやり方
- ぬるま湯(38℃)で2分予洗い
→ 皮脂の7割はここで落ちます - 指の腹で“なで洗い”
→ ゴシゴシは絶対NG - 泡で頭皮を包むように洗う
- すすぎは1分以上
③ ドライヤーは“根元から・20cm離して”
- 最初に 根元から乾かす
- ドライヤーは 離して大きく動かす
- 最後に冷風で地肌をクールダウン
④ 頭皮の保湿は必須(お顔と同じ)
頭皮用化粧水・美容液を、入浴後5分以内に使うと最も効果があります 乾燥によるかゆみの大半は、適切な保湿で改善していきます
美容室でできる40・50代向けの頭皮ケア
● 保湿効果の高いヘッドスパ(乾燥タイプに最適)
ターンオーバーを整え、かゆみの原因となる乾燥を改善します
● 刺激を抑えたカラー処理
- 頭皮に薬剤をつけない“ゼロテク”
- 低刺激カラー剤
- 保護クリームの使用
- ハイラトカラーを取り入れる
40〜50代は特に効果的です
● 頭皮診断
自分では分からない頭皮の赤み・乾燥レベルをチェックします

頭皮のかゆみ・乾燥は“原因が人によって違う”ため、適切なケア選びが改善の近道です
LittleHomeHairSalonでは、頭皮状態に合わせた施術・ケア方法をご提案しています
頭皮のかゆみ・乾燥は改善できます
40〜50代のかゆみ・乾燥は、「年齢だから仕方ない」と思われがちですが、正しいケアでほとんど改善できます
- シャンプー選び
- 洗い方
- 乾かし方
- 頭皮保湿
この4つを見直すだけでも、頭皮環境は大きく変わります
「最近、頭皮が敏感になってきた…」と感じたら、一度プロに相談してみてくださいね
開店までブログをシェアして記事を読んでいただけますと力になります!




